<VHFアンテナの場合>
VHFの電波を受信するアンテナは、地上から高ければ高いほど電波の受信状態が良くなります。
この帯域の電波伝搬は一般に「見通し距離」といわれていまして、例えば2倍の高さにアンテナを上げれば、2倍の電波を捕らえることが出来るというわけです。従って、地上高8メートルの大きなアンテナより、地上16メートルの高さに取り付けられた小さなアンテナの方が受信がきれいだと言うのもよくある話なんですよ。しかし、都市部などの建物が林立している地域や、山間部などのアップダウンの激しい場所ではなかなかそう簡単にはいかないようです。
安定した受信をするのに困難な場合が多いようですし、実際に放送を受信するときには、アンテナの向いている方向から直接受信する「直接波」と、他の方向から反射してきた「間接波」を少し遅れて一緒に受信してしまって、ゴーストというダブった画面になってしまうこともあります。ですから、高い建物に設置させてもらうなどの方法で、少しでも高い場所にアンテナが設置できればこういった事も緩和されてくるでしょうし、より強力な電波を受信できれば最高です。
|